コラム 第15回 :クレンジングと肌の乾燥の密接な関係

日中 日焼け止めやメイクを肌に塗ったら、それを落とすためにクレンジング剤を使用されている方も多いと思います。

今日はクレンジングとお肌の乾燥の関係について触れたいと思います。

クレンジング剤にも 色々な種類がありますね。

使用方法で大きく分けると、「洗い流す」か、「ふき取るか」の2種類になります。
今は 利便性から「洗い流す」タイプのクレンジングをお使いの方が多いのではないでしょうか。

洗い流すタイプの中には剤型によって、

オイルクレンジング、
ミルク または クリームクレンジング
ローションタイプのクレンジング

とあります。

この中で (一般的に)最もメイクがよく落ちるのは オイルクレンジング です。


では、この中で (一般的に)最も肌が乾燥してしまうのは どのタイプでしょう?

これも オイルクレンジング となります。

一般的には オイルタイプのクレンジングが 最もメイクの溶解・洗浄力が強く、その分、角質細胞の間を埋めるように存在して潤いをキープしている「細胞間脂質」の溶解力、洗浄力までもが高いのです。

元々 お肌が「乾燥肌」なのに 洗い流すオイルクレンジングをして、その後に 石けん洗顔を されている方も多いです。

そのような方は クレンジング方法が まず 肌質に合っていない ということと、
クレンジング+石けん洗顔の「W洗顔」は できるだけ避けたほうがよい ということです。

また、冬の間は 普通肌、やや脂性の肌の方でも「W洗顔」を できるだけ しないほうが よいのです。
これは 洗い流すクレンジングだけでなく、ふき取るクレンジング+石けん洗顔 についても 同様です。

角質層のうるおいキープの8割を担っていると言われるのが 角質細胞同士の間を埋めている細胞間脂質なのですが、これは 洗浄料など使用しなくても、お湯で洗うだけでも 少し流れています。

お湯で洗うだけでも少し流れているようなものですから、界面活性剤(石けんも含めて)やオイルで溶解させたら、どうなるでしょうか・・・?

メイクと一緒にオイルに溶け出し、さらに界面活性剤で洗浄される・・・
これが 毎日続くことが どんなに乾燥した肌に負担をかけているか、想像できますよね。

「落としたものは化粧品で補えばいいんじゃない?」と思っている方も おられるかもしれません。

どんなに優秀な化粧品であっても 自分の肌にある細胞間脂質と同じものは補えません。
つまり、「落としすぎたものを人工的なもので外から補う」という、多くの化粧品にありがちなスキンケア法自体が お肌の乾燥を ますます悪化させてしまうのです。

「落としすぎて補いすぎる」 このようなスキンケアを続けていると、 乾燥からの保湿や保護に必要な化粧品の使用量が どんどん増えていくのです。

というわけで、
理想的には 事前のクレンジングも必要なく、1日たった1回のみの石けん洗顔で落とせる程度のメイクに留める というのが 乾燥する時期の冬のメイクの理想 なのです。

当社が11月5日に発売した「グローバルビューティー BBクリーム」は そんな 「簡単に落とせる」ファンデーションです。

これプラス、耐水性のないパウダーファンデ程度でしたらクレンジングも必要なく、 石けんでの1回洗顔のみで落とせます。(W洗顔不要)

しかし、「簡単に落とせるファンデやBBクリーム」というのは お化粧崩れも 酷いものが多いですね。
べたつかずさらっとした感触で皮脂や汗に強い性質があるシリコーンオイルを使用していないものは 機能性や使用感にどうしても劣ってしまいます。
Global BeautyのBBクリームは その点、ナチュラルコスメの中ではかなり優秀です。

「他のナチュラルコスメメーカーさんのファンデやBBクリームと比べて、崩れにくい」というご感想をモニターさんや販売店の方からいただいております。

是非 ミニサイズで まずは1週間程度、お試しいただければ 幸いです。